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  1. 市川三郷町議会 2022-03-15
    03月15日-02号


    取得元: 市川三郷町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-18
    令和 4年  3月 定例会(第1回)令和4年第1回市川三郷町議会定例会(第13日目) 1.議事日程                             令和4年3月15日                             午前10時00分開議                             於議場 日程第1 付託案件につき委員長報告、質疑、討論、採決 日程第2 議案第43号 令和3年度市川三郷一般会計補正予算(第14号) 日程第3 三珠衛生組合議会議員の選挙 日程第4 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて 日程第5 発委第1号 「適格請求書等保存方式インボイス医制度)」について、シルバー人材センター事業に及ぼす影響が極めて大きいことから、安定的な事業運営が可能となる適切な措置を講じるための意見書の提出について 日程第6 発議第1号 ロシアのウクライナ侵攻に抗議する決議書の提出について 日程第7 閉会中の所掌事務調査件 -追加日程- 日程第1 同意第1号 副町長の選任につき同意を求めることについて 2.出席議員は次のとおりである。(12名)       1番 新津千吉   2番 一ノ瀬幸人       3番 秋山豊彦   5番 齋藤美佐       6番 丹澤 孝   7番 小川好一       8番 高尾 貫   9番 笠井雄一      10番 有泉 希  11番 松野清貴      12番 三神貞雄  14番 一瀬 正 3.欠席議員(なし) 4.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名(21名)  町長        遠藤 浩   政策秘書課長    井上靖彦  防災課長      林 茂一   総務課長      一瀬 浩  財政課長      海沼良明   町民課長      丹沢美男  税務課長      芦沢 正   いきいき健康課長  望月和仁  福祉支援課長    櫻井 茂   保育課長      渡辺浩志  農林課長      望月順二   商工観光課長    塩沢正也  生活環境課長    丹沢宏友   土木整備課長    立川 潔  まちづくり推進課長 渡辺 潤   会計管理者     武田真一  三珠支所長     窪田正彦   六郷支所長     木村竹実  教育長       渡井 渡   教育総務課長    相川由美  生涯学習課長    森川規彦 5.職務のために議場に出席した者の職氏名(5名)  議会事務局長    保坂秀樹  議会事務係長    進藤陽子  議会書記      芦沢順司  議会書記      相川伸也  議会書記      佐々木未緒     開会 午前10時03分 ◎議会事務局長(保坂秀樹君)  おはようございます。 それでは、開会に当たりまして、あいさつを交わしたいと思います。 ご起立ください。 相互に礼。 ご着席ください。 ○議長(笠井雄一君)  改めまして、おはようございます。 開会の前に一部報道機関から議場内での撮影許可の申し出があり、これを許可しましたのでご了承願います。 ただいまより、令和4年第1回市川三郷町議会、第13日目の本会議を開きます。 それでは、日程の変更により申し上げます。 本日、議案の追加提案がなされました。 したがって、議会運営委員長の報告にもありましたように、本日の日程に追加し、審査してまいります。 詳細につきましては、お手元に配布いたしました変更日程といたしますので、よろしくお願いいたします。 また、令和4年3月8日の教育土木常任委員会にて副委員長の選任が行われ、第7番、小川好一君が教育土木常任委員会副委員長に選任されましたので、改めて報告いたします。 日程に入ります。----------------------------------- ○議長(笠井雄一君) △日程第1 各常任委員会に付託してありました議案第1号から議案第42号までの42議案および請願第1号について、各常任委員長より審査結果の報告を求めます。 総務厚生常任委員長、第6番、丹澤孝君。 ◆総務厚生常任委員長(丹澤孝君)  議長の命により、総務厚生常任委員会の審査結果を報告します。 本委員会は、3月4日、委員全員と副議長、執行部から町長以下関係職員が出席し、開会いたしました。 また、委員外議員多数が傍聴されました。 当委員会に付託されました案件は、18議案のほか、請願1件でありました。 付託案件の審査の結果は、議案第1号、2号、9号、10号、13号から16号、23号、25号から28号および39号は、原案のとおり可決すべきもの、請願1件についても、採択すべきものとなりました。 一方、議案第3号、4号、5号および24号の4議案は、否決すべきものとなりました。 各議案に対して、可決すべきもの、否決すべきもの、ともに多くの質疑や討論がありました。 そのうち、否決すべきものとの結論となった議案については、次のとおりであります。 まず、議案第3号 市川三郷町長、教育長の給与及び旅費条例中改正についてですが、条例の名称に副町長を加え、その給与等を定めるものであり、12月議会では、市川三郷町副町長の定数を定める条例制定についてという、いわゆる副町長の設置条例は可決しました。 しかしながら、議案第3号では、現在の本町の財政状況下で副町長にかかる経費が財政を圧迫する懸念となる。4月からの設置は、時期尚早である。まずは、町長をはじめ職員の創意工夫と協力、努力により、副町長に代わる職務を行うべきであるなどの意見により、否決すべき議案となりました。 次に、議案第4号 市川三郷町100歳祝金・年金条例中改正については、祝金の減額、年金の廃止をするものであり、この制度の創設の背景としては、100歳到達者への敬意というだけでなく、高齢者を介護する世帯を支援する主旨もあり、高齢者福祉を重要施策としてきた市川三郷町ならではの制度である。他市町村にないから、時代が変わったからといった理由で廃止や減額はすべきではないなどの意見により、否決すべき議案となりました。 次に、議案第5号 市川三郷子育て祝金等支給条例中改正については、多子世帯への補助金を廃止するものですが、制度の本旨は、少子化という社会問題の解消を担う補助金であり、経済的事情により、多くの子どもを産めない家庭への支援事業である。人口増加施策と同様に、本町の現状を考えると廃止すべきではないなどの意見により、否決すべき議案となりました。 さらに、この3議案にかかる内容が、令和4年度当初予算に関連することから、議案第24号 令和4年度市川三郷一般会計予算についても、同様に、否決すべき議案となりました。 委員会の議案審査の結果は、この4件が否決すべきもの、他14件は可決すべきもの、請願1件は、採択すべきものとなりました。 以上、当委員会に付託されました案件の審査経過ならびに結果であります。 よろしくご審議をお願いいたします。 ○議長(笠井雄一君)  次に、教育土木常任委員長、第10番、有泉希君。 ◆教育土木常任委員長(有泉希君)  議長の命により、教育土木常任委員会の審査結果を報告します。 本委員会は、3月8日、委員全員と議長、執行部から町長以下関係職員が出席し、開会いたしました。 また、委員外議員多数が傍聴されました。 当委員会に付託されました案件は、議案第6号ほか25議案でありました。 付託案件の審査の結果は、すべて原案のとおり可決すべきものでありました。 各議案に対しては、多くの質疑がありましたが、主な質疑は、次のとおりであります。 まず、議案第6号から8号については、社会体育・社会教育施設等施設使用料を改正するものであり、数多くの質疑・答弁がありました。 施設使用料が従来の料金より、高くなった施設、安くなった施設があるがなぜかとの質問に対し、施設使用料は、平成17年の合併の際にも旧町単位のまま見直しがされていませんでした。今回、施設ごと、地区ごとの料金格差の是正を行い、平等性が保てるよう公費負担50%、利用者負担50%を原則として、見直しを行った結果であるとの答弁がありました。 これと関連して、社会体育・社会施設の利用団体数施設ごとに教えてほしいとの質問があり、三珠農村広場が年間24団体の利用があったことをはじめ、各施設ごと利用団体数の報告がありました。 また、これも関連して、市川公園の荒廃したテニスコートの整備はどうなっているのか、今後の方針を教えてほしいとの質問に対しては、現在は、職員やシルバー人材センターにより除草等の管理を行っているが、利用者数の状況を鑑みながら、他の目的としての活用についても、検討中であるとの答弁がありました。 次に、議案第11号 消防団員の定員、任免、服務等に関する条例改正について、定員430人から370人とした根拠は何かの質問に対して、現状の団員数360人という実態から、確保可能なレベルでの定員数を設定したとの答弁がありました。 また、今回、改定する団員報酬額は、峡南の他町と比べて、高いのか、安いのかとの質問に対し、他の4町と比較して、高い水準となる。これは、消防団員の減少を抑止するための、ひとつの方策としての改定となるとの答弁がありました。 次に、議案第12号 地場産業会館指定管理者の指定については、関連として、中部横断道六郷インターの近くということもあり、もっとPRすべきではないか、現在どのように取り組んでいるかとの質間に対して、サービスエリアなどにパンフレットを置くなどの取り組みをしている。今後、来館者アップには、いろいろな方法を検討していくとの答弁がありました。 次に、議案第13号 令和4年度一般会計補正予算では、6款1項5目夢工房管理運営費について、施設の来場者が少ないと思うが、年間何人の来場者があるのか、またPR不足はないかとの質問に対して、年間216人の来場者である。コロナ収束後には、PR強化に努めていくとの答弁がありました。 次に、7款5項2目空き家対策費は150万円の減額となっているが、減額理由を具体的に説明してほしいとの質問に対し、当初、空き家除却の補助金を4件見込んでいたが、うち3件分は補助対象外となったことから減額する。除却の場合、国の基準に照らした執行となることから、国の基準外が3件となったことから、今回の減額となったとの答弁がありました。 次に9款教育費について、管内小中学校で雇用している町単教諭の数は何人かとの質問について、12人であるとの答弁がありました。 また、児童・生徒数は何人かとの質問については、小中合計で999人との答弁がありました。 次に、議案第24号 令和4年度一般会計予算では、2款1項4目安心安全対策費では、令和4年度より、青パトにかかる予算が削除されたが、今後どうしていく方針かとの質問に対して、シルバー人材センターへの委託料をなくし、職員によるパトロール形式とするとの答弁がありました。 これに対し、職員はシルバー人材センター以上の経費がかかると思うが、どう考えているかとの質問に対しては、職員は支所や現場へ行く機会が多いことから、それに併せたパトロールが可能となるとの答弁がありました。 次に、歳出5款1項1目農業委員会費については、農地利用最適化推進委員の予算が計上されているが、この委員の職務は何かとの質間に対し、主に荒廃農地をなくすことを推進することが職務であるとの答弁がありました。 次に、7款4項1目に、都市計画マスタープラン改定業務委託料が計上されているが、どのタイミングでの見直しをしているかとの質問に対し、およそ10年前後のインターバルで見直しを行っているとの答弁がありました。 次に、議案第33号 令和4年度温泉事業特別会計予算では、のっぷいの館空調設備改修工事費が計上されているが、設備改修は何年くらいのインターバルで行っているかとの質問に対し、空調設備はみたまの湯オープン以来、はじめての改修となる。稼働時間等により、耐用年数の違いはあるが、該当する機種の場合には、すでに耐用年数は経過しており、不具合も発生している状況であることから、計上したとの答弁がありました。 また、基金の取り崩しにより実施するということだが、基金残高の状況はどうかとの質問に対し、令和3年度末の見込みで7,556万5千円の残高となるとの答弁もありました。 次に、議案第38号 令和4年度歌舞伎文化公園管理特別会計予算では、歌舞伎文化公園の入館者数は年間何人かとの質問に対し、令和2年度末で1,219人、令和3年度末は1,521人となる見込みであるとの答弁がありました。 また、現在の人数だけだと、施設の存在に何のメリットがあるのか分からない。今後どのように活用していく予定があるかとの質問に対して、市川団十郎家、松竹との接点を持ちながら、信玄公祭りなどとのコラボなどの活性化策を模索しているとの答弁がありました。 以上が、当委員会に付託されました案件の審査経過ならびに結果であります。 よろしくご審議をお願いいたします。 ○議長(笠井雄一君)  一般傍聴者の中で、議場カメラ等の撮影等は議長が認めておりませんので、報道関係者以外はご遠慮願いたいと思います。 以上で、各常任委員長の報告を終わります。 これより、報告に対する質疑に入ります。     (なし) 質疑を終わります。 討論は6回、採決は8回に分けて行います。 はじめに、議案第1号から議案第42号のうち、議案第3号、議案第4号、議案第5号、議案第24号、議案第25号、議案第26号、議案第39号を除く35議案を一括して採決いたします。 35議案についての委員長報告はいずれも原案のとおり可決するものでありました。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 お諮りします。 本件については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 暫時休憩といたします。     休憩 午前10時19分-----------------------------------     再開 午前10時20分 ○議長(笠井雄一君)  再開いたします。 異議なしと認めます。 お諮りします。 本件については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、35議案は委員長報告のとおり可決することに決定しました。 次に、議案第3号 市川三郷町長、教育長の給与及び旅費条例中改正についての総務厚生常任委員長の報告は原案を否決するものでありました。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。     (異議あり。の声) 異議がありますので、討論を行います。 第12番、三神貞雄君。 ◆12番議員(三神貞雄君)  議案第3号 市川三郷町長、教育長の給与及び旅費条例中改正について、委員会報告に反対の立場で討論を行います。 副町長の設置につきましては、地方自治法に基づきまして、本町では12月議会で議決され、すでに1名の副町長を設置することが決定しております。 今議案では、すでに設置されております副町長の給与、いわゆる人件費の提案で審議会で慎重審議の上、答申された金額であり、近隣町村と比較しても遜色ないものであり、大切なことは給与額云々よりも、副町長がしっかりとした町への貢献がされることであることを理解しております。その手腕に期待するものであります。 給与、手当以上の働きをしてくれるものと信じて、以上の理由により、議案第3号の委員長報告に対して反対するものであります。 以上、反対討論といたします。 よろしくお願いします。 ○議長(笠井雄一君)  次に、委員長報告に賛成者の発言を許します。 第14番、一瀬正君。 ◆14番議員(一瀬正君)  議案第3号 市川三郷町長、教育長の給与及び旅費条例中改正について、総務常任委員長の報告に賛成の立場から討論をいたします。 本条例改正は、新たに副町長を置くための給与等、制定のための条例改正です。私は、12月定例議会本会議で、12月3日に開かれた総務厚生常任委員会での副町長に関する条例制定で4対1で否決された経過を述べ、委員長報告に賛成する立場から討論を行いました。同様な内容になりますが、本条例改正に反対の意見を述べます。 遠藤町長は、町議会議員県議会議員を長く経験され行政をチェックできるベテランではないのでしょうか。今回起きた事件の問題点を解明し、町政改革ができる能力ある町長だと町民は期待したのではないでしょうか。ところが就任されて一番目の提案が副町長を置く提案でした。「何を考えているのだ」という町民の声が私にも寄せられています。 12月3日に開かれた総務厚生常任委員会では、笠井雄一委員高尾貫委員、そして私の3人の委員が問題点を具体的に指摘しました。約1時間にも及ぶ論議となり、町長は休憩を丹澤孝委員長に申し出て、総務課長政策秘書課長の3人で相談をしましたが、議案の修正、取り下げはありませんでした。総務厚生常任委員会の結果は5人の委員のうち、4人が反対、1人が賛成という結果で、総務厚生常任委員会では否決されました。 これまでにも指摘してきましたが、財政が困難な中で、なぜ副町長を置かなくてはならないのかという疑問です。経験豊かな遠藤町長、今、市川三郷町長に求められていることは、町長自らが先頭に立って、頑張る姿を職員はもちろん、町民に見える行動を懸命にすることです。 そして、教育長、課長、係長はもちろんのこと、若手職員を含め、全職員が担当課任せにするのではなく、町活性化策、町政運営など、諸課題について英知を結集できる組織改革が必要です。 それには、財政が困難を理由に、先進的な高齢者や子育て支援の制度を解体し、町財政にとってはわずかな金額の支援金を削り、職員3人分の給与の副町長を置くことではありません。就任早々、副町長を置くとの提案は、全職員の意欲を失わせただけでなく、町民の期待を裏切るものと、私は考えます。 市川三郷町は、困難な財政状況のもとでも、県内の市町村の中でも先進的な教育、福祉支援の諸施策を歴代の町長は実施してきました。これを後退させてはならないのに、遠藤町長、あなたは大きく後退させる提案を、今議会で行っているのです。 副町長を置くことでなく、今、遠藤町長、あなたに課せられる任務は、豊かな議員経験からで得た知識とチェック機能を生かし、全職員の英知を結集する機構改革なのです。それが、町長自らに課せられているのではありませんか。この困難な市川三郷町の行政で、今一番求められているのは、町長の指揮なのです。副町長を置くことではありません。副町長を置くことにより、町長の指揮効果は軟弱になるのです。 少なくとも副町長を置かなくては行政に支障が生じると考えるには、町長職を何年か経験する中で、副町長の必要性が町長に理解してもらえた時点での副町長の任命であろうと私は考えます。町長経験が浅いあなたが副町長をすぐに置く、それは駄目です。 若い職員をはじめ、職員の英知を集め、町の活性化、町民の暮らし、支援のために、あなたが培った力を発揮する、その努力が財政最悪の状況下の市川三郷町の遠藤町長に求められているのです。 私はどんな方を副町長に任命されるのかと考えました。令和4年度当初予算の検討作業は、町長に就任してすぐの業務です。県内で先進的な福祉支援子育支援事業の廃止・縮小のアドバイスをしたのは、町長あなたが県議だったときの福祉関係の職員の方ではないかと私は思いました。そうでなければ他の市町村と比べて、先進的な本町の福祉支援子育て支援事業の内容が理解できないでしょう。役場の担当課長はたとえ少数の人への支援策であっても、その事業の大切さを知っていて、その事業の廃止・縮小を町長に提言することは、私はやらないと思います。副町長にあなたが任命される方のアドバイスではありませんか。 そして、12月議会の副町長を置く条例の提案、そして今議会に副町長の給与等の予算計上です。子育て支援福祉支援の先進的な諸施策の廃止、縮小、そして高額な人件費を必要とする副町長の設置、町民のあなたへの期待を裏切るものです。 副町長を置くことに、反対の立場から意見を述べました。 以上で、総務厚生常任委員長報告に賛成の討論を終わります。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに反対討論はありますか。     (なし) ほかに賛成討論はありますか。 第3番、秋山豊彦君。 ◆3番議員(秋山豊彦君)  一瀬議員に引き続きまして、委員長報告に賛成の立場から討論を述べさせていただきます。 遠藤町長が就任をいたしまして、指で数えてまだ半年も経っていない、初めての当初予算であったわけであります。 私も12月の議会には、副町長を置くことには、景気が良くなってきてという形の中で理解はしたわけでありますが、まさか早々のこの4月から副町長の予算を付けてくるとは、私は夢にも思っておらなかったわけであります。そして予算の中を眺めてみますと、大変厳しい予算等々がいっぱい出ております。なおかつ、皆さんもご存じのように、また傍聴人の皆さんもご存じのように、福祉施策、最もやらなければならない福祉の施策を廃止にする。 例えば1例を挙げれば、お風呂を廃止にする、上町も廃止にする、多子世帯の子どもの祝金も廃止にする、また100歳のおじいちゃんたちの、いわば楽しみのお祝い金も、これも減額する。皆さん、今のこの日本があるのは、やはりお年寄りの皆さんがあってこそ、この山梨がこうして栄えるのも、お年寄りの皆さんがあってこそ、この市川三郷町もお年寄りの皆さんがあったからこそ、この素晴らしい市川三郷町が、私は栄えていると、理解をしております。 そのお年寄りの唯一の楽しみにしておりますお風呂の入浴のこの廃止。今、市川三郷ひとり暮らしをしている方は、1,560名がひとり暮らしをやっているんですが、その人たちが私の弟もだったんですが、家族がいてもお風呂に入って、あれあれと言ったら出てこなかったと、行ったらもう亡くなっていたと、ひとり暮らしの方だったらなおのことなんです。 自分の家に入った、誰も見ておりませんので、2日も3日も経って出てこないから、亡くなっている。 やはり公民館の風呂、駅の風呂等々を行くと、お年寄りも話し相手をする人もいるでしょう、元気づけられながら入浴へつかる。最も大事だと思うわけであります。 子育てにつきましても、多子世帯に対してのお祝い金を廃止する。とんでもない話です。子育てには、もっともっと予算を付けるべきなんです。この日本の国を背負っていくのは、将来のある子どもたちなんです。この山梨も、市川も、私はそういうように、いつもいつも感じているわけであります。 ですので、もっと手厚い、私は福祉行政をしなければいけない。そのために、副町長を設置する。副町長の費用は言うまでもなく1千万円以上、年間かかるわけであります。お風呂の費用が、多子世帯の費用がいくらかかるんですか。 私は、副町長を置くなというんではないんです。時期を考えながら置きなさいということで、私は理解をしたんです。 勘違いしないでください。この4月に盛るので、諸手を挙げて置きなさいといったわけではないんです。時期を見ながら、そして今のこの時期では、とてもとても財政がそのような状況でないことは、議員の皆さんがみんな知っているわけなんです。県外から来て、講習を受けて、勉強会をしたではないですか。そのときの教授が、この町は支出の見直しをしないと、間違いなく駄目になる。最下位になりますよと。全国の最下位です。夕張市と同じになると、ここまではっきり言われたんですよ。 そのときに、年間1,500万円以上の副町長ということになりますと、では他の事業はどんどん縮小していかなければいけない、減額しなければならないというような状況にあるわけであります。 今日、ご出席の議員の皆さんは、良識のある素晴らしい議員の皆さんだと思います。私のこの言っていることを理解はしてくれるものと、私は皆さんを信じております。 ですので、採決になる節には、町民の皆さんのために、ここ一番皆さんのお力を借りて、委員長報告どおり、可決していただきたいと思います。 われわれは、考えてください。われわれは町民の代弁者、町長の議員ではないんです。ですから、ぜひこれから採決に入ろうと思いますが、常識のある議員の皆さん、ぜひともその点ご理解の上に、採決していただくことを願うものであります。 不採決ということであれば、私はハンドマイクを持って、町民の皆さん方に訴えます。こういう問題でこうでこうだと、そのくらいの私は気持ちで、ここは何とか否決をしなければいけないという気持ちでいっぱいであるわけであります。 議員の皆さんも、また傍聴の皆さんも、ぜひともご理解の上、よろしくお願いをいたしたいと思います。 委員長報告に賛成の討論に代えさせていただきます。 ありがとうございました。 ○議長(笠井雄一君)  討論を終わります。 これから起立による採決を行います。 議案第3号 市川三郷町長、教育長の給与及び旅費条例中改正の委員長報告は否決というものでした。 これに賛成の方の起立をお願いいたします。     (起立少数) 起立少数であります。 したがって、議案第3号 市川三郷町長、教育長の給与及び旅費条例中改正については、原案を可決するものと決定しました。 次に、議案第4号 市川三郷町100歳祝金・年金条例中改正についての総務厚生常任委員長の報告は原案を否決とするものでありました。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。     (異議あり。の声) 第11番、松野清貴君。 ◆11番議員(松野清貴君)  議案第4号 市川三郷町100歳祝金・年金条例中改正について、委員長報告に反対の立場から討論を行います。 本町の高齢者福祉施策については、近隣の自治体に比べても手厚い給付を行っています。一方、本町は極めて厳しい財政状況になっておりますので、次世代に向けて高齢者福祉等を推進、継続していくために、町としても限られた財政の中により、有効な福祉サービスが展開できるための苦渋の決断により、今後に向けての一歩が今改正であろうと理解するものであります。 以上の理由により、議案第4号、委員長報告に対して、反対するものであります。 以上で反対討論とします。 ○議長(笠井雄一君)  次に、委員長報告に賛成者の発言を許します。 第14番、一瀬正君。 ◆14番議員(一瀬正君)  議案第4号 市川三郷町100歳祝金・年金条例中改正について、委員長報告に賛成の意見を述べます。 本条例改正は、100歳祝金がこれまで30万円支給されていたものを10万円に減額、そして施設等に入所している人は10万円を5万円に減額するための条例改正とともに、これまで、100歳年金が月額3万円ずつ支給されていたものを廃止するための条例改正です。 現在100歳を迎えた方は、1922年、大正11年生れの方です。戦中、戦後と激動のときに青春時代を過された方です。今年78歳を迎える私には100歳以上の皆さまの生きてきた時代のことは書物でしか学ぶことはできませんが、大変だったと考えます。そして、この方たちの時代には、年金制度も充実していなかったので、特に女性の方の生活費捻出は非常に困難です。経済大国と言われるように、経済成長したわが国の基礎を築かれたのは、私より年齢が上の高齢者の方々です。この方々が100歳を迎えられた年金として、安心してお暮しくださいと感謝し、生活支援してきた施策を財政が困難を理由に、真っ先に廃止、後退させるとは、私には許せません。 令和2年度決算書によると、廃止が提案されている100歳以上で、月額3万円の年金を受け取っている方は17名でした。支給額が3分の1に減額される100歳祝金受給者は10名でした。 戦中・戦後の困難な中で、市川三郷町の礎を築いてくださった方々に感謝し、誠意あるご支援をするのは、町長あなたの責任です。財政困難を理由に100歳祝金の3分1への縮小100歳年金の廃止には、あなたが選挙で訴えた心はありません。 以上の理由で、議案第4号 市川三郷町100歳祝金、年金条例中改正に反対し、委員長報告に賛成する立場からの討論を終わります。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに反対討論はありますか。     (なし) ほかに賛成討論はありますか。 第3番、秋山豊彦君。
    ◆3番議員(秋山豊彦君)  私は、一瀬議員と同様、賛成をするものであります。 今も、私が話をさせていただきましたように、今本町では100歳の方は35名いらっしゃいます。引き続きまして、99歳という人も100人近くおいでになるわけであります。 その人たちの子どもたちの言うこといわく、「あと少し頑張ればお祝い金がもらえるから頑張れし」というような声を、私は耳にしたことがあります。 そして、今回の予算を見ると、なんとお年寄りのその祝金が減額されたり、年金を廃止にされてというような状況にあるわけであります。 先ほども私が言わせていただいたように、お年寄りは大事なんです。この日本の国をつくったのはお年寄りなんです。 私は、この100歳の祝金の減額すること、また年金等々の廃止等には、断固として反対をするものでございます。 一瀬議員が前回話をしておりましたが、確かそのとおりだと思うんですが、遠藤町長のお母さんもお年寄りをとても大事にしているんです、見ていると。その息子がなったいきなり、要するに100歳の年金も、またお祝い金もカットする、とんでもないことだと、私は思うわけであります。 以上の観点から、私はこの議案に対しては賛成をいたします。 ○議長(笠井雄一君)  討論を終わります。 これから起立による採決を行います。 はじめに、議案第4号 市川三郷町100歳祝金・年金条例中改正についての委員長報告は否決でありました。 委員長報告に賛成の方の起立を求めます。     (起立多数) 起立多数であります。 したがって、議案第4号 市川三郷町100歳祝金・年金条例中改正については、原案を否決するものと決定しました。 次に、議案第5号 市川三郷町子育て祝い金等支給条例中改正についての総務厚生常任委員長の報告は、原案を否決とするものでありました。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、議案第5号は、総務厚生常任委員長の報告のとおり否決とすることに決定しました。 次に、議案第24号 令和4年度市川三郷一般会計予算総務厚生常任委員長の報告は、原案を否決とするものでありました。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。     (異議あり。の声) 異議がありますので、討論を行います。 まず、委員長報告に反対者の発言を許します。 第5番、齋藤美佐さん。 ◆5番議員(齋藤美佐君)  議案第24号 令和4年度市川三郷一般会計予算。 総務厚生常任委員会に付託されました議案第24号 令和4年度市川三郷一般会計予算のうち、歳入全般、歳出1款、2款除く1項4目、13目、3款、4款除く1項3目、2項、3項、12款の委員長報告に対して、反対の立場で討論をいたします。 本定例会に提出、提案された、令和4年度市川三郷一般会計予算は厳しい財政状況の中、あれもこれもではなく、あれかこれかという選択と集中の観点から、執行部が断腸の思いで決断をし、編成をされた予算であることは理解をいたします。 事業を廃止するにあたっては、類似した事業を見直し、改正や廃止を行うとの説明もありました。その財源で、本町が真に必要とする事業の執行が期待されるところであります。 厳しい財政状況を改善し、持続可能な町政運営のため、町長や副町長に先頭に立って機構改革を進めていただくことを望みます。 令和4年度市川三郷一般会計予算を否決とした場合、4月1日からの町民へのさまざまな行政サービスが提供できない事態を招きます。 また、人件費や公債費、扶助費など義務的経費が含まれていることから、極めて大きな影響を及ぼします。こうした事態はもとより望むところではなく、厳しい財政状況の中、ぎりぎりの選択と集中を行った当該予算の主旨を理解をし、一方で先に述べた支援策の具体的な検討も併せて願いつつ、本予算の成立を望むものであり、こうしたことから本議会についての総務厚生常任委員会委員長の報告に反対をするものであります。 以上、反対討論といたします。 ○議長(笠井雄一君)  次に、委員長報告に賛成者の発言を許します。 第14番、一瀬正君。 ◆14番議員(一瀬正君)  議案第24号 令和4年度市川三郷町一般会計当初予算は、総務厚生常任委員会において全委員の反対で否決されました。先ほど、反対意見を述べました齋藤議員もそのひとりであります。 執行部提案に反対の立場から、総務厚生常任委員長報告に賛成し、討論を行います。 議案第3号、4号、5号と重複する点がありますが、お聞きください。 遠藤町長が町長に就任され、最初の議会となる12月定例議会で副町長を置く条例改正が提案されました。 本会議で賛成多数で可決されましたが、担当の総務厚生常任委員会では、反対4、賛成1で否決されました。私は反対討論でも指摘しましたが、最悪な財政のもとで町民サービスを低下せず、国の地域創生交付金の活用や県、国の有利な補助金を獲得するために、町長が自ら先頭に立って頑張る姿を職員に示すとともに、職員を叱咤激励するときで、副町長を置き、副町長の力を借りることではないと指摘しました。 議案第3号の反対討論でも私の副町長を置くことに対する反対の理由を述べましたが、財政が困難なときの副町長の人件費は、決して少額ではありません。歳出2款総務の1項1目一般管理費の2節給料、3節職員手当、4節共済費の中の町長と副町長の人件費は、令和3年度当初予算の町長1人だった関係予算額は1,360万7千円でした。副町長と2人になった特別職の人件費は2,767万1千円で、1,406万4千円の増額です。 私は一般質問の再質問でも、また、常任委員会質問でも伺いましたが、財政が困難を理由にこれまで培ってきた子育支援・高齢者支援の諸施策の廃止や縮小です。何が個人給付型を公共支援型に改革でしょうか、私には許せません。 第1に、2款総務費の1目一般管理費の特別職に関わる人件費です。先ほど述べましたが、財政が困難な中で、多額な費用がかかる副町長を置くのでなく、町長あなたが頑張り、職員の力を引き出すことです。その努力もしないではありませんか。 第2に、2目財産管理産の14節工事請負費です。 久保前町長が計画し、令和5年度までに実施する予定の役場本庁舎内の空調設備改修工事や、執務室照明改修取換工事費などの、令和4年度当初予算は工事請負額5,010万5千円です。財政が困難な今、すぐに工事しなくてはならないのですか、延期すべきです。ほかにも延期できる事業はたくさんあると、私は思います。市川三郷町のこれまでの子育て支援、高齢者支援諸施策について、遠藤町長は勉強しないで、すぐに廃止・縮小ですか、私には理解できません。執行部提案に対し、反対の理由を述べます。長くなりますが、お聞きください。 最初に、100歳年金の廃止、そして100祝金の3分の1縮小に対し、私は反対です。 先ほど、本会議で否決されました。ですから理由は省略させていただきます。 2番目に、多子世帯子育て応援金を廃止する条例改正か提案されましたが、先ほど、本会議において否決されましたので、具体的な案文をつくりましたが、読むのをやめます。 3番目に、上・下地区公民館の風呂の廃止です。 一般質問でも述べましたが、私のところへ利用者から、上・下地区公民館のお風呂がなくなっては困るという相談が、その後も寄せられています。相談の電話をいただいた方も、女性でひとり暮らしの方です。高齢のひとり暮しの方にとって、家での入浴は死に至ることもある重大な問題です。私の家のすぐ裏にお住いのおばあちゃんも、家のお風呂で倒れていて、高校入試に合格し、報告に来たお孫さんが発見し、救急車を呼び、病院に搬送されましたが死亡しました。 私は、シルクの里とつむぎの湯を利用していますが、ついこの間、シルクの里の湯泉で入浴中の2人の方が倒れて、一緒に入浴していた人たちが事務所へ連絡して対応し、助けることができました。このお2人と先週またお風呂で一緒になりましたが、もし家の風呂だったら死に至ったと思います。ひとり暮らしの高齢者にとって1人で風呂に入ることは多くの危険を伴うのです。だから、上・下地区公民館のお風呂は大きな役割を果たしているのです。 お風呂を利用している人たちの話を何も聞かないで、突然、3月で廃止ですか。有料化しようとして、私が公金の取り扱いによる人件費を考えているのかと一般質問文書を提出したら、質問日の1日前に廃止のお知らせを貼り出したのです。何が個人給付型の廃止ですか。高齢者をはじめ、市川三郷病院入院患者の付添いの人にも利用されてきた、下地区公民館の風呂です。 ボイラー故障で使えなくなったから、高田にお住いの高齢の方は自転車で上地区公民館のお風に入りにいっている方の話も聞きました。また「上地区公館の風呂ボイラーは新しいボイラーに交換したばかりでもったいないです。なぜ廃止するのですか。議員さん、廃止しないでください」という話も利用者から聞きました。 上・下地区公民館のお風呂を利用している何人もの方から残してほしいという要望が私のところへ届いています。 町民の生きがいづくり、健康づくりのために役立ってきた、上地区、下地区公民館の風呂を廃止してはいけません。 先ほど、秋山議員の討論の中でも詳細にその点は訴えられておりました。 4番目に、地区公民館の有料化問題です。この問題が提起された後、高齢者グループをまとめている方から相談がありました。これまで高齢者の方が地区公民館を利用して、おしゃべりをして元気づくりとボケ防止をしてきたが、わずかなお金とはいえ、集まるたびにお金がやるとなると、集りにくくなることが心配だとの相談でした。 私は、このリーダーの方の相談の事情が良く分かります。私が事務局をしている団体でも、生涯学習センターが有料化されたために、お金の問題で、少し遠くなったのですが、無料の地区公民館に会場を移して会議を開いています。私に相談してくれた方と同じように、高齢者が多い団体だけに、町長にとっては小さいお金かもしれませんが、高齢者にとっては無料が有料になることは、精神的負担は大きいのです。 不公平をただすのが理由ならば、有料化されている地区公民館を無料にして、町民が集い、楽しみ、健康づくり、生きがいづくりに役立たせる方策こそ行政の仕事です。財政困難を理由にして有料化することは駄目です。私は反対です。 5番目に、2款総務費、1項4目安心安全対策費について、3点、反対の理由を述べます。 第1に、青色回転灯搭載パトカーについてです。 子どもたちの下校や放課後の交通安全を見守るために、シルバー人材センターに委託してきた事業で、午後2時から5時まで運行されてきました。子どもたちだけでなく、高齢者の安全のためにも大事な事業です。これまで2台のパトカーが巡回していたのが1台になっていました。教育土木常任委員会での委員の質問に対する答弁では、シルバー人材ではなく、役場職員が代わって、各課交替で運行するとの答弁でした。そして運転手が1人では駄目、役場職員とシルバーの人件費の対比とはどうか、職員の勤務時間にそんなゆとりがあるのかなどの質問に対する答弁を聞いていて、具体的検討が行われていないことが明らかになりました。十分な検討もしないで大事な事業を大きく変えるための提案なのにどういうことだという、憤りを感じました。 第2に、子どもたちの登下校を見守るとともに、子どもたちに交通安全の大切さをやさしく教育、指導してきた専門交通指導員の廃止です。これまで専門交通指員がやってこられた方の仕事内容を知っている私には、廃止が残念でなりません。町長には専門交通指導員の仕事をどれだけ理解しているのか残念です。 第3に街灯設置費補助金事業の縮小です。市川三郷町の住民は、高齢と老人だけの家庭が増加している中で、街灯は生活安全上、大切です。 すでに、必要な街灯はすべて整備されたとしても制度を維持するために、予算を存続しておくことが大切です。まして、補助金額を縮小することは許されません。私は担当委員会でないので常任委員会での反対討論はできませんでしたが、安全安心対策費のこの3事業は、子どもたちやお年寄りの安全を守る大切な事業です。財政が困難を理由に廃止、縮小してはならない事業です。私は、反対です。 6番目に、2款総務費の2目企画費の若者定住促進住宅補助金の縮小について、反対の理由を述べます。 若い人たちに市川三郷町に移り住んでもらうための補助金であるとともに、親に同じ町で住むために子が家を建てるための援助をするための補助制度です。令和2年、3年と2,500万円計上してきた補助金を2千万円に500万円の削減です。この制度は若者に市川三郷町に移り住んでもらうとともに、本町在住の若者がこの町に家を建てて住み続けてもらうための事業なのです。財政が困難を理由に、補助金を削減するのでなく、事業推進のためのPR活動に力を入れるのが行政の仕事ではありませんか。 上野地区をはじめ、新興住宅が次々に建設されています。若者定住促進住宅補助金は人口増加策だけではなく、町税を増やす上でも大切な事業です。町長、もっと知恵を出して行政に取り組んでください。 若者定住促進住宅補助金の縮小に、私は反対です。 7番目に、第3款民生費の1項社会福祉総務費の2目老人福祉の2目扶助費、3点について反対の理由を述べます。 第1に、養護老人ホーム入所措置費1,541万6千円についてです。今和2年度当初予算計上額は3,031万3千円、今和3年度は2,070万9千円でした。 対2年度比で1,489万7千円の減、3年度比で529万3千円の減額計上です。国による制度改悪が続いてきた中で施設に入りたくても入れない人が増えているのです。施設へ入所したくても入所が困難な人たちがいることが残念でなりません。町政のみでなく、国の悪政を私は許せません。 第2に同じ扶助費の長寿医療費給付金についてです。今和3年度当初予算計上額は3,403万2千円でした。これに対し、今和4年度計上額は1,873万9千円で、1,529万3千円の減額計上で、減額率は55%、国による制度変更をにらんだ改悪計上とも考えましたが、私には見過ごすことができません。 第3に、同じ扶助費、高齢者補装具購入費助成金9万円についてです。この事業は廃止するということで、前年当初予算30万円の計上に対し、本年度9万円の計上です。少ないお金で高齢の町民を助けるための大切な補助金です。町財政が困難を理由に廃止してはいけない制度なのです。町長、あなたは何を考えているのですか。私は反対です。 8番目に、同じく民生費の5目介護予防、生活支援事業の12節委託料の外出支援サービス事業委託料について、反対の理由を述べます。 令和3年度当初予算計上額は61万4千円、令和4年度は28万8千円の計上で、53%の減額計上です。日常生活に支障がある、困っている人たちに活用してもらう大事な事業予算なのに、前年度の半分以下の計上です。私は納得できません。町民の生活実態を調査し制度活用策を練ることが行政に携わる者の仕事です。外出支援サービス事業委託料の大幅削減は、私は許せません。反対です。 9番目に、民生費の3目、地域活動支援事業の18節負担金補助及び交付金の1歳児保育推進事業費補助金の減額計上に対する反対の理由を述べます。令和3年度当初予算計上額は、88万6千円、令和4年度計上額は、32万円で対前年度比で56万6千円減、3分の1の計上です。事業の縮小とは言われていませんが、若者定住促進住宅補助金の縮小と同じく考えたとき、積極的な行政支援と安心して子が産める環境づくりを求めるとともに、予算の減額計上は、私には理解できません。よって、私は、予算大幅削減に反対するものです。 10番目に、民生権の8目ニードスポーツセンター費について反対の理由を述べます。 新津議員の一般質問の答弁でも述べられましたが、令和5年度にはニードスポーツセンターを廃止するとの説明でした。4日の総務厚生常任委員会でニードスポーツセンターを利用している高尾貫議員からもご自身の体力づくりに役立っている具体的な発言もありました。私のところにも利用者の方から、なぜ廃止するのか、残してもらいたい、利用できなくなったら困るという要望も寄せられています。総務厚生常任委員会での町長の答弁では、廃止後の施設の再活用の方針も述べておられましたが多くの必要とする人々に活用効果・運営方法の改善を、町長あなたが考えていることを実践し、ニードスポーツセンターが、現在以上に利用価値を高める努力をするのが、新任町長の仕事ではありませんか。就任し、何の努力もしないで廃止の指示を出すとは、許せません。私は反対です。 11番目に、第4款衛生費、1目水道料の18節負担金補助及び交付金の低所得者水道料金減額補助金の廃止に対し、反対の理由を述べます。議会開会前にいただいた上程議案概要書に低所得者水道料金減額補助金を廃止することが記載されていました。今和3年度当初予算に計上されていたこの制度に関わる予算額は18万6千円と少額でしたが、これまで支給されてきた家庭にとっては、大切な援助だったと思います。弱者救済事業は、小さなお金で喜ばれる事業なのです。財政が困難を理由に廃止する事業ではありません。私は反対です。 私がこれまで提示したのは、総務費、民生費、衛生費の3款だけの令和4年度当初予算におけるこれまで行われてきた事業の廃止、予算減額を行う事業に対する私の反対の意見です。 子育て支援、高齢者の生活支援など、町民の暮らしに深く関係した身近な事業の廃止や事業の縮小です。就任して早々の遠藤町長がどれだけこれらの事業内容を事前に研究しての廃止や事業縮小でしょうか。当初予算を検討しているのは、12月議会の前からではないですか。 私には、本当に理解できません。就任したばかりの町長がやることではありません。あなたが廃止や事業を縮小するこれらの事業は、歴代の町長が、町民の命と暮らしを守るために懸命に努力してきた高齢者や子育てを応援するために積み上げてきた大事な事業なのです。あなたは、多子世帯子育て応援金や、100歳年金について、他の市町村にはない制度だから廃止すると答弁しました。他の市町村にない福祉支援制度、市川三郷町の誇りではありませんか。あなたは何にも分かっていません。 財政が苦しいからと就任早々大事な事業を廃止・縮小する中で、あなたは、高額の人件費が必要な、あなたのサポーター、副町長を置くのです。優秀な能力を持っている人を副町長にすると、あなたが高い評価をしているその人は、あなたの助手にお迎えするのでなく、その人を町長に推薦し、あなたは県議を続ければ、大金を使う県議補欠選挙もやらなくてよかったではありませんか。 町長、あなたは、今議会の冒頭、当初予算に関わる長い長いあいさつをなさいました。 あなたは、個人給付型を公共支援型に改革するのだと述べられ、少数の人、限られた人びとに関わる事業は廃止、または縮小するといわれ、歴代の町長が他の市町村より優れた多くの支援策を廃止・縮小するのです。それは間違いです。行政がやらなくてはならないことは社会的に弱い立場の人々をどう助け、励ますかということです。そして子育ての応援です。 行政の支援対策はきめ細かくなくては駄目なのです。遠藤町長、あなたが否定された個人給付型が必要なんです。財政が困難を理由に先進的な町民の身近な事業の廃止・縮小を私は許すことができません。 長い長い討論となりましたが、無投票で当選した新町長が高額な人件費が必要な副町長を置き、先進的な福祉支援、そして子育て支援策を廃止・縮小することに、私は怒りをもって反対するものです。 以上で、議案第24号 令和4年度市川三郷町一般会計当初予算に関わる総務厚生常任委員長報告に対する賛成の討論を終ります。 ○議長(笠井雄一君)  傍聴席の皆さま方にお願い申し上げます。 拍手等は控えてください。 ほかに反対討論はありますか。     (なし) ほかに賛成討論はありますか。 第3番、秋山豊彦君。 ◆3番議員(秋山豊彦君)  反対討論をさせていただきます。 今、一瀬議員がおっしゃったとおりだと、私も思うわけであります。今ここで、なぜ副町長を置かなければならないか、そのために多くの福祉施策にしわ寄せがいっておるわけであります。 私のところにも、何人かの人が分けて困ります。絶対に副町長は置かないでください。時期が早すぎますというような、切実たる訴えもありました。 そしてなおかつ前回も話をしましたが、先ほども話をしましたが、ひとり暮らしのお年寄りの皆さんが、唯一の憩いの場所、お風呂が廃止になってしまう。さみしくて、さみしくてたまりません。ひとり暮らしでさみしいのにつけて、お風呂へ行けば友だちがいて、楽しい会話ができる。それが唯一の生きる楽しみですと。 こういうふうに切実たる訴えを、私は受けたわけであります。 これも廃止、そしてお年寄りの、やはり事業に対してもありとあらゆるところが、いわば縮小、減額、廃止、見直し等々であります。 こんなことでは、市川三郷町はそのうちに福祉なんてなくなってしまうというように、私は感じるものであります。 なぜ町長が、この4月に副町長を盛らなければならなかったかというところに、私は疑問があるわけであります。 もう少し時期が1年、2年経ってから、これではやはり財政も落ち着いた、なおかつこれ以上にするには副町長を置いてという考えであるならばともあれ、12月の議会が終わったと思って、当初議会でまだ4カ月も経たないのに、もう町長選に出る前から、副町長を置くという噂が、私の耳に入ってきました。 まだ議会が始まる前に、副町長はどこの誰だということで、議員のところにあいさつに行ったのか、名前が飛んで行ったのかどうかしりませんが、そんな噂も私も耳にしております。 また、ある議員が、ある議員をこの議案に対しては否決しても本会議では賛成してもらわなければ困るというような、こんなバカげたことが皆さんあっていいんでしょうか。 われわれは町民の代弁者なんです。ですから、町民のために考えなければならない。一議員に誘われた、反対していたけど、今度は賛成へ回ってくれ、そんなことがまかり通る議会なんて、情けないです。町民のための議会ではありません。町長のための議会に過ぎないではないですか。こんなことをしていると、また前町長と同じように、間違いがどこからどう出るか分かりません。 私は、これから9月までの任期、是は是、否は否で、しっかりと町民の皆さんのために残り少ない期間を頑張っていきたいと思います。 この案件につきましては、私は反対をいたします。 賛成をいたします。 以上です。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに反対討論はありますか。     (なし) ほかに賛成討論はありますか。     (なし) 討論を終わります。 これから起立による採決を行います。 議案第24号 令和4年度市川三郷一般会計予算の原案に賛成の方のご起立を求めます。     (起立多数) 起立多数であります。 したがって、議案第24号 令和4年度市川三郷一般会計予算は、原案を可決するものと決定しました。 ここで、暫時休憩とします。 再開は午後1時といたします。     休憩 午後12時00分-----------------------------------     再開 午後1時00分 ○議長(笠井雄一君)  再開いたします。 次に、議案第25号 令和4年度市川三郷町国民健康保険特別会計予算、議案第26号 令和4年度市川三郷町介護保険特別会計予算、および議案第39号 令和4年度市川三郷町後期高齢者医療特別会計予算の委員長の報告は原案のとおり可決するものでありました。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。     (異議あり。の声) 異議がありますので、討論を行います。 原案に反対者の発言を許します。 第14番、一瀬正君。 ◆14番議員(一瀬正君)  議案第25号および議案第26号および議案第39号に対し、反対討論を行います。 最初に、議案第25号 令和4年度市川三郷町国民健康保険特別会計予算に対し、反対討論を行います。 それでは、反対の理由を述べます。 平成30年度から国民健康保険の財政運営主体が市町村から都道府県に移管され、いわゆる全県一本化されて4年目となります。国民健康保険の加入者は、4人に1人の割合で貧困化、高齢化する一方で、国が国庫負担を抑制し続けてきたため、高騰が止まらなくなりました。 一昨年から続いている新型コロナ感染症対策も国の対応の遅れが、感染拡大の要因でもあります。そのことも国保財政圧迫の要因ともなっています。 世帯人数が多いほど国保税額が高くなる均等割の制度があるため、中小企業の従業員が加入している協会けんぽと比べ、家族が多いと2倍にも高くなっています。そういう状況下で国内でも、子育て支援を目的に国保税の子ども分の均等割を免除する自治体や、均等割制度をなくした自治体も生れています。 令和2年度決算書によれば、現年度分の収入未済額は1,082万1,003円、収入未済合計は2,411万5,576円です。コロナ禍のもと、子育てのため母親が勤めを辞めるケースや、職場が休業になりアルバイトできなくなったりする中で、滞納世帯が増加することが心配です。高い国保税の構造問題は何ひとつとして解決することなく、今度は75歳以上の医療費を2倍にするなど負担増とともに、滞納者に対しては、短期保険証の発行や医療機関で100%の医療費を支払わなくてはならない、資格証明証の発行など、徴収強化が迫っています。国保の構造的危機を招いている要因は、国保への国庫補助金削減にあります。 骨太方針2019は、自治体の法定外繰入れ解消について、新たに市町村指標や赤字解消目標と、計画が未策定の市町村に対するマイナス点などを設定しました。国、厚労省は、強引に公費削減を進める構えです。 市川三郷町の国保事業は、県下に誇れる援助事業を行ってきたことは評価しますが、国保財政運営の主体が県に移管されたことによる高齢者の医療負担増が止まらず、国の国保運営のあり方が、国民の願いに逆行していることを指摘し、反対するものです。 次に、議案第26号 令和4年度市川三郷町介護保険特別会計予算に対する反対討論を行います。 それでは反対の理由を述べます。 令和2年度同会計当初予算の反対討論でも指摘しましたが、平成30年3月議会において、第7期介護保険料の改正が行われました。年金80万円以下の受給者の第1段階の人の場合、年間3,620円の値上げで、年間3万4,020円の介護保険料の支払い額になりました。 住民税非課税の第2、第3段階でも6,030円の値上げで、年間5万6,700円になりました。令和2年度決算によれば、収入未済額は1,713万1,440円です。 令和元年度の普通徴収の収入未済額は304万8,370円でした。納められない人たちは、無年金か低年金の方で、生活困窮が背景にあります。介護保険料を滞納している人々は、ペナルティによって施設に入所できにくいだけでなく、必要な介護サービスも減らさざるをえません。滞納者の多くを占める低所得者にとって、いっそう深刻な事態となっています。 それは介護サービス提供者も同様です。令和元年の3月議会での一般質問でも私が指摘しましたが、サービス提供者に対し国は、1.生活援助の時間短縮と報酬の引き下げ。2.要支援者の訪問介護、デイサービスを市町村の総合事業へ移行。3.特養の入所を要介護3以上に制限。 そして利用者には、1.介護保険料が発足時65歳以上、全国平均月額2,911円だったのが、5,869円に値上げ。2.特別養護老人ホームの自己負担としては、食費と居住費を自己負担とするとともに、負担軽減制度を縮小。3.サービス利用料は2割負担を平成20年に導入。それを平成30年に3割負担としたと、サービス削減や負担増を図る制度の改悪が行われました。昨年の8月から特別養護老人ホームなどの介護保険施設に入所する低所得者の食費、居住費を補助する補助給付制度が、昨年8月から改悪され、月約2万円から7万円の負担増になる人が増加しています。9月に入って改悪後、初の利用料請求がきて驚いたという新聞報道がありました。 介護保険制度そのものが高齢者を悩み、苦しめる制度になっていることに、私は強い憤りを感じます。 よって、介護保険料特別会計予算に反対するものです。 議案第39号 令和4年度市川三郷町後期高齢者医療特別会計当初予算に対する反対討論を行います。 それでは反対の理由を述べます。 後期高齢者医療制度は高齢者に対する医療サービスを差別する制度です。年齢による医療の抑制、病院では高齢者を入院させておくと損をする仕組みをつくりました。そのために高齢者は他の病院へ転院を迫られたり、かかりつけの病院から他の病院で診察してもらうにも多額の初診料が要求される制度がつくられました。こういう中で、家計が困難な人は、自宅で療養せざるを得なくなり苦しめられているのです。介護保険と同じように、年金の受給額が少ないため、年金から保険料が天引きできない人は役場の窓口で保険料を支払います。今和2年度の収入未済額は43万2,070円でした。 令和元年度の収入未済額が32万2,660円よりも、約10万円増額です。収入が少ないために保険料が払えない人はどんなに苦しんでいるのか、高齢者だけに心配です。 先進国、経済大国を誇るのならば、高齢者が長生きをして良かったと喜んでもらえるようにするのが政治に携わる者の責任ではないでしょうか。年齢によって医療サービスを差別する後期高齢者医療制度は廃止すべきです。 その立場から、私は議案第39号 令和4年度市川三郷町後期高齢者医療特別会計当初予算に反対するものです。 以上で、議案第25号および議案第26号および議案第39号に対する反対討論を終ります。 ○議長(笠井雄一君)  次に、賛成者の発言を許します。     (なし) ほかに反対討論はありますか。     (なし) ほかに賛成討論はありますか。     (なし) 討論を終わります。 これから起立による採決を行います。 はじめに、議案第25号 令和4年度市川三郷町国民健康保険特別会計予算について、賛成の方の起立を求めます。     (起立多数) 起立多数であります。 したがって、議案第25号 令和4年度市川三郷町国民健康保険特別会計予算については委員長報告のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第26号 令和4年度市川三郷町介護保険特別会計予算について、賛成の方の起立を求めます。     (起立多数) 起立多数であります。 したがって、議案第26号 令和4年度市川三郷町介護保険特別会計予算については委員長報告のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第39号 令和4年度市川三郷町後期高齢者医療特別会計予算について、賛成の方の起立を求めます。     (起立多数) 起立多数であります。 したがって、議案第39号 令和4年度市川三郷町後期高齢者医療特別会計予算については委員長報告のとおり可決すべきものと決定しました。----------------------------------- ○議長(笠井雄一君) △日程第2 議案第43号 令和3年度市川三郷一般会計補正予算(第14号)を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  議案第43号 令和43年度市川三郷一般会計補正予算(第14号)について 今回の補正は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ3,800万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ96億9,411万7千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」、第2表「繰越明許費補正」によります。 詳細につきましては、担当課長からご説明申し上げます。 ○議長(笠井雄一君)  財政課長、海沼良明君。 ◎財政課長(海沼良明君)  議案第43号 令和3年度市川三郷一般会計補正予算(第14号)の説明をいたします。 歳入から説明いたします。 事項別明細書の5ページをお開きください。 18款1項1目財政調整基金繰入金に3,800万円を追加するものであります。 以上、歳入の説明とさせていただきます。 総務課長に代わります。 ○議長(笠井雄一君)  総務課長、一瀬浩君。 ◎総務課長(一瀬浩君)  続きまして、歳出の説明をいたします。 2款1項2目財産管理費と6款1項6目地域活性化商品券事業費は関連がございますので、私から併せて説明をさせていただきます。 この双方の財源更正は、新型コロナウイルス感染症対応臨時交付金58万8千円を6款の商品券事業から2款の本庁舎空調改修事業の財源として更正をするものでございます。 商品券事業の実績減が見込まれ、予定をしておりましたこの交付金が過重とならないため、また交付金を有効に活用するために、2款の本庁舎空調改修事業の一般財源の代わりに充当するものでございます。 続いて、政策秘書課長と変わります。 ○議長(笠井雄一君)  政策秘書課長、井上靖彦君。 ◎政策秘書課長(井上靖彦君)  15目政策推進費、18節負担金補助金及び交付金3,800万円の追加は、地域商店応援キャッシュレス決済事業負担金の増額でございます。 3月4日の総務厚生常任委員会前にご説明いたしましたとおり、中央市と共同開催しておりますキャッシュレス決済PayPayを活用した地域商店街活性化事業を2月、3月開催しておりますが、2月の売り上げが各店舗好調であり、見込み金額を上回り、3月の売り上げも駆け込みの需要が予想され、今回、増額するものでございます。 キャンペーン期間の3月末までの想定売り上げ見込みは、中央市、市川三郷町合算で15億5千万円と試算し、還元額は4億6,500万円、中央市が全体の92%にあたる4億2,800万円、市川三郷町が8%にあたる3,720万円でございます。 中央市への負担の支払いは、2月分は3月末、3月分は4月下旬を予定しております。 以上、歳出の説明とさせていただきます。 ご審査のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(笠井雄一君)  これより質疑に入ります。 第3番、秋山豊彦君。 ◆3番議員(秋山豊彦君)  PayPayの現金の流れはどういう形になって流れるのか、教えてください。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 政策秘書課長、井上靖彦君。 ◎政策秘書課長(井上靖彦君)  中央市の店舗数228店舗、市川三郷町が102店舗ございます。それぞれの売り上げに対して、売り上げたものがそのPayPayの対象になるということで、中央市で売り上げたものは中央市で支払い30%、そして市川三郷で売り上げたものは市川三郷の売り上げた30%をうちの町で負担するということになってございます。 ○議長(笠井雄一君)  第3番、秋山豊彦君。 ◆3番議員(秋山豊彦君)  そうすると割合にすると7:3くらいの割合になるの。それとも中央市は私の知る範囲の中では310件、PayPayの加入者があり、わが町は206件と聞いているんですが、その負担の割合、それ等々を教えてください。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 政策秘書課長、井上靖彦君。 ◎政策秘書課長(井上靖彦君)  負担の割合ですけれども、先ほどちょっと説明いたしましたけれども、今のところ試算ですと92%が中央市、そして8%が市川三郷町の負担が想定されます。3月末までキャンペーンをやっておりますので、それは多少前後パーセンテージあるかもしれませんけれども、試算的にはそれを予想して補正させていただきました。 ○議長(笠井雄一君)  第3番、秋山豊彦君。 ◆3番議員(秋山豊彦君)  この金額、当初スタートをして、確か1千万円の金の中でスタートしはじめて、それが足りないと分かった時点は、いつごろ足りないと分かったんですか。そして足りないと分かって、なぜそのまま継続してお金がないのに現時点までやってきたのか。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 政策秘書課長、井上靖彦君。 ◎政策秘書課長(井上靖彦君)  PayPay側のほうから半月に1回報告がございまして、最初、2月1日からスタートしまして、2月15日時点でこれはかなり当初の見込みよりも売り上げがあるということで、売り上げの計上がございました。 そして2月下旬にこれではお金が足りないということだったんですけれども、当初の9月補正で盛ったもので2月分は賄えそうだという判断をいたしまして、議会の今回、最終日に上程するということにいたしました。 ○議長(笠井雄一君)  第3番、秋山豊彦君。 ◆3番議員(秋山豊彦君)  確か新聞で、PayPayの30%も限度を超したらそこでやめてもいいというような新聞記事を、中止にしてもいいというような記事を、私は見たことがあるんだけれども、継続してそのまま、幾日間は金のないまま継続してきたということに。それは、議会の本来ならば、なくなった時点で、一時中止して、どういうふうにしたらいいか考えて、議会とも相談しながら、そして新たな気持ちでスタートするなり、なんなりやるのが普通だと思う。ずるずるっときて、今度は3,800万円。3,800万円というお金は大変なお金なんだよ、どうやって出すの。 それだけ町民の人たちが潤っているの。県外からも来て、町内でPayPayを使って、その30%を町から出さなければならないのは、何が町のためなんですか、何が町の商工等が潤うんですか。それは売り上げがあるにしても、しないにしても、30%は町から出しているんだから、そうでしょう。だから黙っていれば何ぼでも何ぼでもやったら31日になれば3,800万円で足りるか足りないか分からないと、私は思う。 そしてこれは、要するにこれは払わなければならない金のことは、これは間違い、途中で今時点でおしまいですって言ったら、今までの金はどうなるんだということになるので、議案として出してくることがよかったのか、どういう案件で出すのがよいのか、専決処分で出して、議員の皆さんに理解を得るのがよかったのか、いろいろな考え方が、私はあろうと思うけれども、現時点ではどのくらい不足しているの、この3,800万円が不足しているということ。それ以上に不足しているということ。それともそれ以下なの。予想して、3,800万を議会で補正するの。どういうことなの。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 政策秘書課長、井上靖彦君。 ◎政策秘書課長(井上靖彦君)  この3,800万円の根拠ですけれども、2月の売り上げがデータで出ておりまして、全国でこのPayPayキャンペーンをやっている自治体がかなりたくさんあります。そして山梨県内でも5市がすでにやっております。そのデータをもとにして、1カ月、PayPayは2カ月間のキャンペーンを行うんですけど、1カ月目の売り上げがこうであった、そうすると2カ月目はこうなるというデータがございまして、それに基づいて最終が2カ月目の売り上げのほうはどうしても駆け込みが多くなるという傾向がすでに出ておりますので、それをもとに本町の規模と試算を併せまして、今回の試算といたしました。 ○議長(笠井雄一君)  第3番、秋山豊彦君。 ◆3番議員(秋山豊彦君)  その予測というものがスタートするときに、あなた、予測を全然しないで、これで大丈夫だろうというような気持ちの中でスタートしたの。 こんな中央市のガソリンスタンド、あんなところは県外の自動車がいっぱいだ。では市川はどうなんだと、PayPayを使うなんて人はごくわずかだと、私は思う。だから、その点はどのように考えている。市川三郷でPayPayで使った金額はどのくらいになっているの。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 政策秘書課長、井上靖彦君。 ◎政策秘書課長(井上靖彦君)  市川三郷で2月にPayPayを使った金額ですけれども、還元額で1,202万4,778円です。2月分の還元額です。使った金額はちょっとお待ちください。 暫時休憩させてください。 ○議長(笠井雄一君)  暫時休憩します。     休憩 午後1時27分-----------------------------------     再開 午後1時27分 ○議長(笠井雄一君)  再開いたします。 政策秘書課長、井上靖彦君。 ◎政策秘書課長(井上靖彦君)  4,080万円でございます。 ○議長(笠井雄一君)  第3番、秋山豊彦君。 ◆3番議員(秋山豊彦君)  そんなに使ったんですか。 そしてもう1点聞きたいんだけど、明許繰越費を設定しているが、これは支払いは3月31日に認定しているではないですか。債務が3月31日に推定していれば、会計年度は本年度に属するのではないですか。なぜ、明許繰越費を設定する必要があるのか伺います。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 政策秘書課長、井上靖彦君。 ◎政策秘書課長(井上靖彦君)  支払自体が4月になりますので明許繰越いたしました。 ○議長(笠井雄一君)  第3番、秋山豊彦君。 そうすると、このソフトバンクのほうへはお金はどういうふうな形で入っていくのか、個人がPayPayで買い物をして100%は払う、自分のお金で、そして計ったものが、今度はソフトバンクが買った人のところへ30%プラスして個人のところへ入るということですか。 そしてソフトバンクへは2町からはどういうふうな形の中でソフトバンクへお金が流れているのか。これでは何か考えてみると、ソフトバンクのことをやるようなことで、私はそう思います。 入会するにもお金を取られますよね、そして売り上げのPayPayをやると1%ですか、ソフトバンクへ持って行かれると、その点はどうなっているんですか。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 政策秘書課長、井上靖彦君。 ◎政策秘書課長(井上靖彦君)  ソフトバンクのほうには手数料という形で支払いをいたします。その手数料ですけれども、今回、2月、3月で4億6,500万円の還元金が中央市と市川三郷で支払います。その中の4億6,500万円の3%掛ける消費税ということで、合計で1,534万5千円、中央市と市川三郷で合わせて1,534万5千円の手数料がソフトバンクにいきます。 その中で、本町がソフトバンクに支払う手数料は122万7,600円でございます。 以上でございます。 ○議長(笠井雄一君)  第3番、秋山豊彦君。 ◆3番議員(秋山豊彦君)  これはなかなか難しくて、よく理解に苦しむんだけども、そうすると中央市の売り上げと、市川三郷の売り上げですね、そしてこれは市川は市川の売り上げの中で30%払えばいい。中央市は中央市で払うと、うちはあくまでもうちで使っただけのお金と、こういうふうに理解をしていいんですか。 それと同時に、確かPayPay加入するのにその店舗がお金を取られますよね。そして町も中央市も100万円ずつですか、50万円ずつですか、ソフトバンクのほうへ支払っていると聞きますが、両方で50万ずつで100万なのか、その点も。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 政策秘書課長、井上靖彦君。 ◎政策秘書課長(井上靖彦君)  ソフトバンクに支払う100万円ですけれども、50万円、50万円で100万円でございます。 そして、ソフトバンク、売り上げのほうの還元の金額というのは、中央市は中央市の売り上げ、市川三郷市川三郷の売り上げに対する還元になりますので、決して本町で中央市の分を払うというようなことはございません。 以上でございます。 ○議長(笠井雄一君)  第3番、秋山豊彦君。 ◆3番議員(秋山豊彦君)  これで果たして商店街の人たちが潤うということでしょうかね。 要するに県外から来て、30%減額された場合は、これは町が県外の人の30%も払わなければならないということになってしまいますよね。何の町の経済効果があるんだろうなと。それは、一時お客さんが来てもらってということなんですが、私は県外の人のお金までが、町の皆さん、町民の皆さんだったらともあれ、このPayPayの制度というものを、われわれも勉強不足だったかもしれないけれども、執行部においたって、やはりきちんとした説明があってしかるべきであったなという感じがします。 そうすると、ソフトバンクと両町での、また本町と中央市との契約書か何かは、当然交わしてあると思うんですが、ありましたら議員の皆さん方に契約書を提出してください。 そして、契約書か何か、そうすれば細かなことが分かろうと思うわけであります。 課長、決してこうだああだって、これは出さなければならないお金だから、3,800万円は理解するけど、こういうことが二度とあってはいけないから、詳しく、しつこくいろいろ聞いているんです。 ですから、契約書があったら、そこで朗読してくれればいいから、契約書を朗読してください。 ○議長(笠井雄一君)  政策秘書課長、井上靖彦君。 ◎政策秘書課長(井上靖彦君)  すみません。契約書のほうは持参しておりませんので、後ほどお配りするという形でよろしいでしょうか。 下にございます。 ○議長(笠井雄一君)  課長、暫時休憩して用意ができますか。 準備できますか。 暫時休憩いたします。     休憩 午後1時36分-----------------------------------     再開 午後1時42分 ○議長(笠井雄一君)  先ほどの秋山豊彦議員の繰越明許費についての質問がございましたけれども、それにつきまして、財政課長のほうから説明していただきたいと思います。 財政課長、海沼良明君。 ◎財政課長(海沼良明君)  先ほどのご質問でございますが、今回の次号が3月31日までの事業ということで、額の確定自体が新年度にずれ込む可能性もございます。それで繰越明許費ということで設定いたしました。 ○議長(笠井雄一君)  第3番、秋山豊彦君。 ◆3番議員(秋山豊彦君)  今度は政策秘書課長に聞くけども、現時点ですでに予算が不足しているということですよね。そうすると、地方自治法96条では議会が予算を議決しなければ予算は執行できないことになっている。そうですか。なぜ予算がないのに、事業が継続をしていたかと。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 政策秘書課長、井上靖彦君。 ◎政策秘書課長(井上靖彦君)  この事業なんですけど、中央市とコラボしてやっておりまして、負担金のほうは中央市のほうに支払いをいたします。そして2月分の支払いに関しましては3月の下旬、3月の支払いにつきましては4月の下旬を予定しているということで、その時点では足りないということではないかというような解釈のもと、そういう判断をいたしました。 ○議長(笠井雄一君)  第3番、秋山豊彦君。 ◆3番議員(秋山豊彦君)  課長、先を見る目がないじゃないの。その足りないなんてことがないなんて、現実に開けてみたら4千万円近くも足りなかったんだから、それを継続してきて、本来ならばある一定のところで決めて切って、そして議会に諮る、どうしたらいいでしょうかと。これが普通のやり方なんだよ。ここで議会をバカにしているかって、私がよく言うんだけども、なに、議会なんかいいやと、軽く思っているんではないの。そういうふうにすれば、あんたも頭がいいんだから分かるでしょう。継続してそのままぼんぼんやっていって、いいか悪いか、ある一定のところで切って、そして議会へかけて継続するなり、なんなりということを考えなければいけないでしょう。 中央市とやっているから云々というものの、そういうことが道理ではないかなと、私は思っている。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 政策秘書課長、井上靖彦君。 ◎政策秘書課長(井上靖彦君)  議員さんがおっしゃるとおり、今回、そういう中央市のほうに負担金として払うということの考えでありましたけれども、今後は議会のほうとも相談する中で進めていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(笠井雄一君)  ここで暫時休憩いたします。 先ほどの契約書が手元にまいりましたので配布いたします。     休憩 午後1時46分-----------------------------------     再開 午後1時47分 ○議長(笠井雄一君)  再開いたします。 第3番、秋山豊彦君。 ◆3番議員(秋山豊彦君)  これは、しっかり私はのちに読ませていただいて、ときが来たときに質問させていただきますが、今日の私の質問につきまして、町長の考えはどのような考えを持っているかお聞かせ願いたいと思います。 私の言うのは、やはりこういう事業を起こすときには、よく慎重にものを考えなければ、あそこでやっているからいい、あそこもやったからという考えの中ではなく、しっかりと考えながらやっていかなければいけない。金額がオーバーしたらストップをかけて、議会へかけて、どうするかと、協議してスタートするとかやらなければいけないなと、私は素人考えで、そのように感じるわけです。 町長の見解をお願いいたします。 ○議長(笠井雄一君)  町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  ご指摘ありがとうございます。 確かに、議員の皆さんとしっかりと政策については連携をとってやっていくということについては、ご指導賜ったと思います。 この事業は、実は9月補正で計上したものと承知をしておりまして、コロナの給付金を使った事業でございました。先ほど、町内にどういう影響があったかというお話をされましたけれども、これも町外からのお金が入ってくるという点で、この地域の通貨の量が増えたという認識でおりますから、町内経済の波及効果は大きかったと思いますし、またたまたまこの2月、3月という時期に、油なんかの高騰がございました。これについても、消費者の皆さんには大きな還元があったのではないかというふうに思っております。 事業の継続については、中央市との連携ということもあって、その過程の中で議員の皆さまにはご説明が遅れた部分もございましたけれども、今回、改めてご指摘をいただきまして、今後の方向性は定めていきたいと思います。 以上です。 ○議長(笠井雄一君)  第3番秋山豊彦君。 ◆3番議員(秋山豊彦君)  財源が、天から降ってきている財源ではありません。この厳しい町の財政事情の中で、3,800万円もの金を、財政基金を取り崩して使わなければならない。まったく大変だろうなと。なおかつ新しく副町長も設置しなければならない。それ等々も年間1千万円以上の金がかかる。そういう中で、1つの物事は慎重に、その財政調整基金も貯金ですから、それを取り崩して、町民の皆さま方の血の出るような思いをして納めた金なんです。勘違いしないでください。 合併債だ、特例債だ、こんなものは借金なんですよ、債という以上は。要するに財政調整基金もそのとおりなんですよ。貯金を取り崩しているんだから、今の町の財政事情は大変な時なんだから、そうでしょう、この間も言ったんではないけど、財政のエキスパートがきて、うちの財政を見て、こんなことでは4年でつぶれますよと、はっきり私の耳に残っています。何と言われたか、要するに支出を抑えてくださいと、盛んに言っていました。 支出を抑える、50のものを抑えて、2千のものをやったではどうなるんですか。そういうことを考えて、新しい町長さん、期待をしているんだから、町民は。私も新しい町長さんに期待をしているんですよ。しっかりやってくれるだろうなと。 だから、町民の皆さんのために、前町長さんがあのような失敗があったわけです。新しい町長には、そのような失敗はなかろうと思うけれども、ぜひしっかりと、町民は町を信じていいのかどうなのかと言って、路頭に迷っているんだよ、町民の皆さんはいっぱいいるんです。 今度は新しい町長が選挙もなく、無投票で当選したわけでありますので、ぜひ町民の声を声として、よく聞いていただいて、執行にあたっていただきたい。その代表はわれわれ議員が代表なんです町民の。われわれの声をぜひ聞いていただいて、何事につけても頑張って執行していただきたい。われわれも議決機関として、やはりいいことはいい、またこれは町民のためにならないことはならないで、反対をします。ぜひひとつ、新しい町長に期待をしていますので、よろしく頼みます。 ○議長(笠井雄一君)  町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  ありがとうございます。 実は、財政調整基金のお話が出ました。実は本年度、令和3年度の決算が、ちょうどこの3,800万円くらいが財政調整基金に戻せる金額になろうかというふうに、私どもも事業精査によってそういう方向性が出てきた矢先で、こういったことになりました。 つまり、今年度の決算がおおむねプラマイゼロというふうになったと思っております。ぜひ今後とも、市川三郷町財政については、ご理解賜り、ご指導をいただきますようお願い申し上げます。 以上です。 ○議長(笠井雄一君)  第3番、秋山豊彦君。 ◆3番議員(秋山豊彦君)  財政調整基金、この町は大変なんですよ。ワースト1なんですよ。何のゆとりもないはずなんですよ。だから私はしっかりと、いいんですよ、財政的に豊かであるならば何でもしてください。町民のために。 やっぱり財政が大変なときには、1軒の家でもそうですよ。お金がなければ質素な生活をしなければならない。派手なことはできない。今、市川三郷は派手なことはできないんですよ。山梨県27市町村でもワースト1ではないですか。全国だって、片手に入るくらいに財政的に悪いではないですか。 だから、私はさっき言ったのは、町長さん、新しい町長さんに期待をしているんだから、しっかりと頼みますよと、いいんですよそしたら頑張りますよでいいんですよ。財政にゆとりがどうのこうのなんて、そういう余計なことはね。 以上で終わります。 ○議長(笠井雄一君)  そのほかに質疑はありますか。 第14番、一瀬正君。 ◆14番議員(一瀬正君)  この事業をスタートさせる時点では、コロナの国の補助金を活用してのスタートだったというようなことなんですが、私の店もこのPayPayに加入していて、新しいお客さんが何人か見えていることも事実です。 しかし、高齢者にとってこの制度は、非常に活用できない制度なんですね。私がこれまで言ってきたんですが、町長には分からないでしょうお若いから、私もいろいろ反対討論して分からないでしょう、だけど今は高齢者は大変なんですよ。お風呂の問題をやったり、いろいろ言ったけどね、それで商品券をかつて配ったんです。市川だけでしか使えない商品券を発行すれば、地元の商店も助かり、町民も助かる、今後の方策として、今回のPayPay事業に4,700万もかかっている事業だけに、そういう活用方法も、今後変えていったらいいと思います。 PayPayというのはお年寄りは無理です。パソコンをやっている人たちとか、そういう人たちはしますが、使えますし、若い人たちも使えますが、高齢者を助けることも考えていただきたくて、かつ商店も潤うように、町民を助け、商店も活性化に役立てるようにして、今後は次の施策としてはそう考えていただきたいと思いますが、町長いかがですか、お答えください。 ○議長(笠井雄一君)  町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  ありがとうございます。 確かにキャッシュレス化というのは、今のコロナ禍の中の決済ということで、非常に注目を浴びている部分もございます。 また、町のほうの説明会などは、高齢者のご夫妻でこられるケースをよく見ました。かなり広い範囲で浸透しているのかなと、私は理解をしております。 今後、齋藤議員などの質問もございますけど、マイナンバーカードとか、いろいろな制度を使いながら、こういった事業、住民の皆さんの経済活動を支えていく事業については取り組んでいきたいと思います。 以上です。 ○議長(笠井雄一君)  そのほかに質問はありますか。 第14番、一瀬正君。 ◆14番議員(一瀬正君)  ぜひ、私ももう高齢者なんですが、本当に高齢者たちを助けながら、高齢者を助けるような、そういうような商品券を発行となると、若い人たちも助かるんです。でもこのPayPayだと、本当に年齢的な限界もあるし、使用できる人にも限界があるわけでして、ぜひそういうふうな知恵を絞っていただいて、活性化に役立てていただきたいことをお願いしておきます。 以上です。 答弁はいりません。 ○議長(笠井雄一君)  質疑を終わります。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 お諮りします。 本件については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、議案第43号は原案のとおり可決することに決定しました。----------------------------------- ○議長(笠井雄一君) △日程第3 三郡衛生組合議会議員の選挙を議題とします。 本件につきましては、辞職により欠員となっていた一部事務組合議員の補充選挙を行うものであります。 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定によって、議長において指名推選したいと思います。 これにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定しました。 お諮りします。 指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。 これに異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、議長が指名することに決定しました。 三郡衛生組合議会議員には、第2番、一ノ瀬幸人君を指名いたします。 お諮りします。 ただいま指名しました一ノ瀬幸人君を三郡衛生組合議会議員の当選人と定めることにご異議ございませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 よって、一ノ瀬幸人君は、三郡衛生組合議会議員に当選されました。 ただいま当選されました一ノ瀬幸人君が議場におられますので、会議規則第33条第2項の規定によって、当選の告知をいたします。----------------------------------- ○議長(笠井雄一君) △日程第4 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき、意見を求めることについてを議題とします。 執行部の説明を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて 大塚地区在住の樋口勉氏を人権擁護委員に推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。 経歴等、詳細につきましては、配布の資料のとおりです。 以上、説明といたします。 ご審議の上、ご同意いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(笠井雄一君)  お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 お諮りします。 本件については、適任とすることにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、諮問第1号は、適任という意見を付することに決定しました。----------------------------------- ○議長(笠井雄一君) △日程第5 発委第1号 適格請求書等保存方式(インボイス制度)について、シルバー人材センター事業に及ぼす影響が極めて大きいことから、安定的な事業運営が可能となる適切な措置を講じるための意見書の提出についてを議題とします。 本件について、提案理由の説明を求めます。 第6番、丹澤孝君。 ◆6番議員(丹澤孝君)  それでは、発委第1号 適格請求書等保存方式(インボイス制度)について、シルバー人材センター事業に及ぼす影響が極めて大きいことから、安定的な事業運営が可能となる適切な措置を講じるための意見書の提出について、提案理由を申し上げます。 令和5年2023年10月に消費税等において適格請求書等保存方式、いわゆるインボイス制度が導入される予定となっていますが、同制度が導入されると免税事業者であるセンター会員はインボイス適格請求書等を発行できないことから、センターは仕入れ税額控除ができなくなり、新たに預かり消費税分を納税する必要が生じる。 センターにとっては、新たな税負担はまさに運営上の死活問題である。消費税制度においては、小規模事業者への配慮として、年間課税売上高が1千万円以下の事業者は、消費税の納税義務が免除されているところであり、少額の収入しかないセンターの会員の手取り額がさらに減少することなく、センターにおいて安定的な事業運営が可能となるよう、適切な措置を講じられるよう、強く要望し、意見書を提出するものです。 以上、提案理由といたします。 よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。 ○議長(笠井雄一君)  これより質疑に入ります。     (なし) 質疑を終わります。 お諮りします。 討論を省略し採決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 お諮りします。 本件については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。----------------------------------- ○議長(笠井雄一君) △日程第6 発議第1号 ロシアのウクライナ侵攻に抗議する決議書の提出についてを議題といたします。 議会事務局長、保坂秀樹君。 ◎議会事務局長(保坂秀樹君)  審議の前ですけど、事務局よりお詫びと文字の訂正のお願いをしたいと思います。 決議書案の本文の上から中ほどの、よって以降に、「よって市川三郷町議会は」ということで最後のへんで「非難の意を強く表明する」という言葉が書いてあるんですけど、この「非難」という字が避難所の「避」になっておりまして、正確には非常口の「非」が正しいので、これにつきましては、本来は差し替えなければいけないんでしょうけど、今先ほど気が付いたので、ご訂正のほどお願いいたします。 今後こういうことがないように、事務局としても一字一句最新の注意を払い、間違いがないように訂正いたしますので、よろしくお願いします。 誠にすみませんでした。
    ○議長(笠井雄一君)  本件について、提案理由の説明を求めます。 第8番、高尾貫君。 ◆8番議員(高尾貫君)  発議第1号 ロシアのウクライナ侵攻に抗議する決議書の提出について、提案理由を申し上げます。 2月24日、ロシア、プーチン政権は、国際社会の警告を無視し、ウクライナへの侵攻を開始しました。首都キエフへの攻撃をはじめ、ウクライナ全土への軍事攻撃を進行しており、今回の軍事侵攻により激しい攻撃で子どもを含む、多くの人命が奪われています。 このことは、国際社会の平和と安全を著しく損なうものであり国連憲章に違反していることは明白で、国際秩序の根幹を揺るがす暴挙であることは、言うまでもありません。 力を背景として、一方的に現状を変更しようとしている軍事侵攻は、国際法の重大な違反であり、断じて許すことはできません。 よって、市川三郷町議会は、国際秩序への挑戦ともいえる、今回のロシアによる軍事的暴挙に対して、強く抗議し、非難の意を強く表明いたします。 政府においても、人命の尊重と、人々の安全確保に全力を尽くすとともに、国際社会と連携し、厳格な対応を行うよう、強く要請し、決議書を提出するものであります。 ウクライナに平和を、国際社会に平和を。 以上、提案理由といたします。 よろしくご審議くださいますよう、お願い申し上げます。 以上です。 ○議長(笠井雄一君)  これより質疑に入ります。     (なし) 質疑を終わります。 お諮りします。 討論を省略し採決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 お諮りします。 本件については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、本件は原案のとおり可決することに決定いたしました。 日程第7の前ですが、ここで日程の追加を行いたいと思います。 本日、議案第3号および議案第24号が可決されたことに伴い、同意第1号 副町長の選任につき同意を求めることについてを、本日の追加日程1として追加を行います。 同意第1号を、本日の追加日程第1として、本日の議題とすることにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 同意第1号を追加日程とし、本日の議題とすることに決定いたしました。 ここで暫時休憩し、追加日程表と議案を配布いたします。     休憩 午後2時12分-----------------------------------     再開 午後2時14分 ○議長(笠井雄一君)  再開いたします。----------------------------------- ○議長(笠井雄一君) △追加日程第1 同意第1号 副町長の選任につき同意を求めることについてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  同意第1号 副町長の選任につき同意を求めることについて、ご説明申し上げます。 新たに市川三郷町副町長を設置することに伴い、依田誠二氏を選任したいので、地方自治法第162条の規定により議会の同意を求めるものであります。 経歴等、詳細につきましては、配布の資料のとおりです。 以上、説明といたします。 ご審議の上、ご同意いただきますよう、お願い申し上げます。 ○議長(笠井雄一君)  これより質疑に入ります。 第8番、高尾貫君。 ◆8番議員(高尾貫君)  伺いたいことがあるので教えてください。 この3月31日で県庁を退職するということでありますから、いわゆる満期定年ということでありますよね。 いままで、例えば現在、身延の町長の望月幹也さんは、当時、市町村課長をやっていまして、まだ現職のときに確か富士川町に行ったのかな、旧増穂町か。そういうふうな状況の中で、せっかく福祉保健部の次長までやって、なんで部長にならなかったのかなとか、子育て支援局の局長で終わってしまってという、もったいないなということが、私はそういう感じがしますから、さまざま県庁の職員を見ていて、おおむね大体福祉保健次長というのは、大体部長になっていくんですよね。そういう流れの中で、初めて依田さんの略歴を知りましたから、今までどういう人が来るのかな、どこまで行政手腕があるのかなというのがちょっと見えませんでしたので、改めてお伺いしたわけでございますけれども、まったくお会いしたこともございませんので、もう一度町長のどこまで仕事的に信頼できるのかを証明をしていただければと思います。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  例えば県から副町長、副市長など、人事がある場合には、部局長クラスというのは多分例がないと思います。行政手腕としては、私は当初から申し上げているように財政再建、機構改革を一緒にやっていける、事務が長けた方というふうなことで、いろいろな今までの人脈を通じて、人を探しておりました。 そういう中で、先ほどその福祉保健次長から子育て支援局長ということなんですが、この子育て支援局を立ち上げたのが依田局長ということで、3年間この職について、充実した子育て支援政策を実施しているということでございます。 また、それ以前にも交通政策など、また福祉政策など、いろいろな部分で本町の抱える課題について、事務を熟知しているということでございますので、先ほど申し上げました行財政改革、あるいは機構改革等にプラスして本町の抱える課題について、事務方のトップとしてお仕事をしていただけるというふうに思っております。 非常に積極的な方でございまして、決まってといいますか、私がぜひいかがでしょうということを申し上げたときに、ぜひ一度町に行きたいということを申されるくらいの積極性がある方でございます。 非常に優秀な人材というふうに理解をしております。 以上です。 ○議長(笠井雄一君)  第8番、高尾貫君。 ◆8番議員(高尾貫君)  分かりました。そういう意味では、ちょっとストンとは落ちませんけれども、ただ60歳定年で、改めて本町に来るということになると、やはり外側から、外部者から見ると天下りとなりますから、天下ってくるんですけれども、そういうふうに取られますから、そこのところはぜひ解釈は、私は違うと思いますけど、ぜひそういうふうにならないようにお願いをしたいと同時に、これはちょっと余計なことになりますけれども、わが町の課長も60歳定年でストンと切って終わりではなくて、その後の3年、5年をちゃんとしっかりと町長のお立場で面倒を見てやっていただければということを付け加えておきます。 ありがとうございました。 ○議長(笠井雄一君)  そのほか質疑がありますか。     (なし) 質疑を終わります。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。     (異議あり。の声) 異議がありますので、討論を行います。 第14番、一瀬正君。 ◆14番議員(一瀬正君)  同意第1号 副町長の選任につき同意を求めることについて、反対の意見を述べさせていただきます。 今日、私が総務厚生常任委員会での総務厚生常任委員長の報告に賛成する討論の中で言いましたが、実は私、夕べというか今朝ですか、2時ごろ思い付いたんです。それが何かというと、先ほど私は、賛成討論の中でも言いましたが、私はどんな方を副町長に任命されるのかと考えました。令和4年度当初予算の検討作業は町長に就任してすぐの業務です。県内の先進的な福祉支援子育て支援事業の廃止・縮小のアドバイスをしたのは、町長、あなたが県議だったときの福祉関係の職員の方ではないかと、私は思いましたと指摘しました。この方は福祉保健部次長であられたり、福祉保健関係が主力の方であります。 私が、夕べというか、今朝、思い付いて、これをこうではないかと思ったんです。なぜかといったら、町長は今、お知り合いの方だとおっしゃいました。そうでなければ、他の市町村と比べて先進的な本町の福祉支援子育て支援事業の内容が理解できないでしょう。 賛成討論と重なりますが、役場の担当課長がたとえ少数の人への支援策であっても、その事業の大切さを知っていて、その事業の廃止・縮小を町長に提言することは、私はやらないと思います。 この方のアドバイスを聞きながら、あなたはやられて、この方を任命するのではないかと思います。そして、他町の方でもあります。 副町長、秋山議員も討論の中でおっしゃっておりましたが、すぐに置くのではなく、1年、2年、あなたが今まで豊かな経験を生かす中で、行政の今までの汚点、どこにあるのか、原因を究明し、財政が困難な町をどう立て直すのか、そしてあなたが国や県へ飛んで行って、国会議員やそしてあなたが県会議員だった人脈を通じて、県・国の補助金を取ってきて、そして弱い者いじめ、子育て支援を廃止・縮小するのではなくて、副町長の1,600万ものお金を。 あなた笑っているけどちゃんと聞きなさいよ。 ◎町長(遠藤浩君)  そんな金額ではないです。 ◆14番議員(一瀬正君)  なんで、私が指摘したではないですか。 あなた、令和3年度と令和4年度の当初予算で比べた差額ですよ。 そして12月議会に副町長を置く条例を提案し、そして今議会に副町長の給与等の予算計上です。その一方で、子育て支援福祉支援の先進的な諸施策の廃止・縮小、そして高額な人件費を必要とする副町長の設置、町民のあなたへの期待を裏切るものです。 私はそういう中で、依田誠二さまという方の実力等は存じません。しかし、私はあなたが町長に就任して、まだわずかしか経っていない中で、副町長を置くことには、同意をできません。 以上をもちまして、同意第1号 副町長の選任につき同意を求めることについての反対討論といたします。 ○議長(笠井雄一君)  次に、賛成者の発言を許します。     (なし) ほかに反対討論はありますか。 第3番、秋山豊彦君。 ◆3番議員(秋山豊彦君)  私も、一瀬議員と同様で、ここに副町長を置くことは反対をいたします。 今、このときに副町長を置くことでなく、私は1年、2年後に、私は副町長を置くのであるならば理解をしたわけですが、今この苦しい財政の中で、いきなり当初予算、初めての当初予算に遠藤町長が副町長を任命することに対しては、断固として、私は反対をするわけであります。 考えてみてください。先ほど、一瀬議員からも話があったように、福祉は廃止でなくて、もっと手厚い福祉をしなければならないのに、福祉をカットする。私には本当に考えられません。 私も、長い期間政治をしてきましたが、このような大胆な遠藤町長と、町長みたいな人に、執行者とあったことはありません。私から見れば独裁政治ではないかというような感じがするほど、心が痛いわけであります。 何回も何回も言うように、お年寄りの施策、最もたくさんお金を出さなければならない子どもの子育て等々、福祉を足ふみして廃止して、減額して、そのようなときに、私は副町長を置くことに対しましては、反対であります。 以上で、私の反対討論を終わります。 ○議長(笠井雄一君)  討論を終わります。 これから起立による採決を行います。 本件については、原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。     (起立多数) 同意多数。 したがって、同意第1号は、原案のとおり同意することに決定いたしました。----------------------------------- ○議長(笠井雄一君) △日程第7 閉会中の所掌事務調査の件を議題とします。 議会運営委員会委員長から会議規則第75条の規定により、お手元に配布いたしましたとおり、議会の会期、日程等の議会運営に関する事項および議長の諮問に関する事項について、継続調査の申し出がありました。 お諮りします。 委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、委員長の申し出のとおり決定しました。 なお、総務厚生常任委員会委員長、教育土木常任委員会委員長からも会議規則第75条の規定によって、お手元にお配りいたしましたとおり、継続調査の申し出がありました。 お諮りします。 委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、委員長の申し出のとおり決定いたしました。 以上で、本定例会に付議されました案件の審査は全部終了しました。 これをもって、令和4年第1回市川三郷町議会定例会を閉会いたします。 大変ご苦労さまでした。     閉会 午後2時32分 会議の経過を記載して、その内容が相違ないことを証するためにここに署名する。                        令和  年  月  日      市川三郷町議会議長      会議録署名議員      会議録署名議員      会議録署名議員  本会議録の作成にあたった者の氏名は次のとおりである。    議会事務局長    保坂秀樹    議会事務係長    進藤陽子    議会書記      芦沢順司    議会書記      相川伸也    議会書記      佐々木未緒...